資金を守るための損切り
FXで資金を守りながら、勝ち続けるためには「損切り」は避けては通れない行為です。
100% エントリー(買い、または、売り注文)した方向に値が動いて行ってくれるわけではないからです。
思惑とは逆方向に値が動いて行ってしまった場合、どこかで「損切り」をしなければ損失を拡大させてしまう可能性があります。
かと言っても、エントリー(買い、または、売り注文)で入った方向から、少し逆行したからと言って、即「損切り」すると言った話ではありません。
自分の決めたルールに従って「損切り」を行うということです。
資金を失う可能性が大きい思考
「損切り」をした後に値が戻ってくるかも知れないから、いま、損失を確定してしまう「損切り」はしたくはない。
しばらく耐えよう。
耐えれば、値が戻って来るかも・・・と考えることも多いでしょうが、更に大きく逆方向に値が動き、損失が拡大してゆき、最後には、耐えられなくなって「損切り」、あるいは、強制ロスカットとなり、資金を大きく失ってしまう結果になりかねません。
自分の都合の良い方に考えてしまう
相場がこの先どう動くか分からないから、
「損切り」しなければならなところでためらい、
「損切り」が出来なくなってしまう。
分かります!
ですが、そんなことを、続けてきたから、私は、負け続けて来たのです。
いまだに、やってしまいます。
もちろん、我慢して、「損切り」をせずに持ち続ければ、
プラス・マイナス・ゼロ、または、利確でイグジット(決済)できる可能性もあります。
ただ、含み損を抱えたままの間の「時間的損失」や「精神的苦痛」、
あるいは、「大きな損失(強制ロスカット)」を出してのイグジット(決済)という結果を考えたらどうでしょう?
マイナス面が多いです。
損切りをシッカリと行う
「損切り」は、自分のルールに従って、しっかりと実行しなければ損失を拡大する可能性が大きいです。
これが出来なくて、私は18か月間、月単位で負け続けてきました。
これが出来なくて、破産という道をたどったという人がいるという記事をよく見かけます。
破産という最悪の結末を招かないためにも、「損切り」は積極的に実行する。
そうすることで、
「時間的損失」や「精神的苦痛」、「大きな損失(強制ロスカット)」を最小限に抑えられるはずです。
損切幅をなるべく小さく抑えられるところでエントリー(注文)できるポイントを探してポジションを持つことができると損切しやすいと思いますので、そういうポイントが来るまで待つことも大切だと思います。