トレードシナリオ
先週は、米朝首脳会談中止、トルコリラ下落などの報道で急落して相場を終えました。
ところが、今週末、韓国と北朝鮮の南北首脳会談開催されたという報道や、トランプ大統領の米朝首脳会談は行う。といった発言があったので、ファンダメンタルズ的には、週明けはドル円の反転上昇が予想されます。
チャートをザクっと見たところ、テクニカル的にも、押し目買い勢力がはいってきそうなチャート・パターンなので、レジスタンスライン(上値抵抗線)までの上昇は考えられます。
それでは、次週のトレードシナリオを整理します。
ドル円 週足、日足チャート
ドル円 週足(W1)トレードシナリオ
先週は、前週の上昇分を上回る下げでした。
直近ダブルトップのネックライン、中期MA(移動平均線)、フィボナッチリトレースメント 61.8 付近のレジスタンスライン(上値抵抗線)が有効に機能したようです。
※フィボナッチリトレースメントは 11月5日週の高値 114.735 から 3月25日週の安値 104.608 に引いています。
トレンドラインを引いてみました。(少し、傾斜が急なので、有効に働くかどうかは微妙です。)
先週は、トレンドラインにサポートされて相場を終えたようにも見えます。
次週は、もう一度、レジスタンスライン(上値抵抗線)付近のレートまで上昇を試しに行くというシナリオです。
ドル円 日足(D1)トレードシナリオ
1週間、ほぼ下げ相場でした。
レートが、短期、長期MA(移動平均線)を下抜いて来ているので、上値を試しに行くとしても、短期、長期MA(移動平均線)がレジスタンスライン(上値抵抗線)となる可能性ありです。
短期、長期MA(移動平均線)を上抜いた場合、MA(移動平均線)がサポートとして働く可能性ありです。
上昇ダウは崩れていないので、次週は、直近高値抜きを試しに行くというシナリオです。
※MA(移動平均線)とキリ番 110.0 が、レート直ぐ上にあるので、そこで抑えられると、ヘッドアンドショルダーを形成しそうです。
ドル円 4時間足、1時間足チャート
ドル円 4時間足(H4)トレードシナリオ
前週の上昇を打ち消す下降でした。
長期MA(移動平均線)で、2度サポートされて、安値を切り上げそうな値動きを見せて、先週の相場を終えました。
長期MA(移動平均線)が上向きで、短期MA(移動平均線)が下向き、週足のフィボナッチ 50.0 も直ぐ上にあるので、三角保ち合いになりそうな感じがします。
次週シナリオとしては、短期MA(移動平均線)を上抜くが、水平になりつつある中期MA(移動平均線)付近に抑えられて、再下降する。こんな感じのシナリオです。
ドル円 1時間足(H1)トレードシナリオ
週明けの仲値が決まるまで上昇後、下落が始まりました。
週後半の2日間で下値を試すも抜けきれず、相場を終えました。
レジスタンスライン(上値抵抗線)となりそうなラインが多いので、ダブルボトムは失敗しそうに見えます。
ちなみに、レジスタンスライン(上値抵抗線)となりそうなラインを挙げると
- 中期MA(移動平均線)
- ボリンジャーバンド+3σ
- 週足に引いたフィボナッチ 50.0
- キリ番 110.000
- 週足に引いたトレンドライン
です。
上記のレジスタンスライン(上値抵抗線)に抑えられ、再度下降する。これが次週のシナリオです。
以上、シナリオを考えてみましたが、実際のトレードの時には、値動きを見て、臨機応変に対応したいと思います。
この記事は、私個人の今後のトレード方針を整理するために個人の見解を過去のチャートから予測してまとめたものであり、利益を保証するものではありません。