トレードシナリオ
先週は、米国の中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)への制裁を緩和するとの報道で、ドル円が上昇へと転じました。
上昇幅は、130pips 程の大きな上昇でした。
それでは、次週のトレードシナリオを整理します。
ドル円 週足チャート
ドル円 週足(W1)トレードシナリオ
114.753 → 104.608 フィボナッチ 61.8 と、中期MA(移動平均線)がレジスタンスライン(上値抵抗線)となり、陽線とはなったものの上ヒゲを出して相場を終えました。
ネックラインもレジスタンスライン(上値抵抗線)として機能しているようです。
今週は、レジスタンスライン(上値抵抗線)を上抜けば上目線。レジスタンスライン(上値抵抗線)に反発すれば下目線のシナリオです。
ドル円 日足チャート
ドル円 日足(D1)トレードシナリオ
上昇ダウの高安値更新をせずに相場を終えました。
週足の 114.753 → 104.608 フィボナッチ 61.8 のレジスタンスライン(上値抵抗線)が、有効に機能しているようです。
短期、中期、長期MA(移動平均線)がレートの下に位置していますが、フィボナッチ 61.8付近で何度も抑えられています。
レンジ相場となりそうです。
フィボナッチ 61.8 を上抜けば上目線。フィボナッチ 50.0 の下に位置する先週の週足チャートの安値を下抜けば下目線のシナリオです。
ドル円 1時間足チャート
ドル円 1時間足(H1)トレードシナリオ
25日から26日に掛けて、トリプルボトムを形成後、上昇トレンドとなりました。
短期、中期、長期MA(移動平均線)全てをレートが上抜いて来ました。
ただ、日足チャートで認識できるレンジ相場の上限に達しているので、ここから、反転して下降してくる可能性もあります。
週足の高値を超えれば、上目線。週足の高値レートで反発すれば下目線のシナリオです。
以上、シナリオを考えてみましたが、実際のトレードの時には、値動きを見て、臨機応変に対応したいと思います。
この記事は、私個人の今後のトレード方針を整理するために個人の見解を過去のチャートから予測してまとめたものであり、利益を保証するものではありません。