トレードシナリオ
先週のドル円相場は、
値幅の大きな緩やかな下降トレンドとなりました。
※ ドル円には、トルコリラ大暴落の影響は少なかったように思います。
それでは、次週のトレードシナリオを整理します。
ドル円 週足チャート
ドル円 週足(W1)トレードシナリオ
2015年5月から引ける下降トレンドラインをレートが跨ぐ動きを続けています。
レートは、レジサポラインや中期、長期MA(移動平均線)に挟まれ、押し目買い勢と戻り売り勢の攻防継続中の状況は変わらずです。
レジサポライン、MA(移動平均線)、トレンドライン、どちらに抜いて行くか?
抜けたほうに付いて行きたいと思います。
ドル円 日足チャート
ドル円 日足(D1)トレードシナリオ
先週は、レートが日足レベルの上昇トレンドラインを下抜いて、ジリジリと下げ、小さなフラッグを形成し、レジサポラインと中期MA(移動平均線)にサポートされて相場を終えました。
ただ、大きな安値切上、高値更新は崩れていないので、大きな上昇ダウは継続中です。
週足レベルの下降トレンドラインと中期MA(移動平均線)にレートが挟まれた状態なので、ここが押し目となって上昇するか?サポートされずに下抜けるか?
レジサポラインと中期MA(移動平均線)を下抜けば、小さな高値切下、安値更新となり小さな下降ダウとなるので、その場合は、下目線のシナリオで行きたいと思いますが、中期MA(移動平均線)の傾きがまだ上方向なので、しばらくは、もみ合いとなるかも知れません。
ドル円 4時間足チャート
ドル円 4時間足(H4)トレードシナリオ
今週は、4時間足も加えました。
分かりやすい下降トレンドを形成しつつ、レートは、各MA(移動平均線)を下抜いて来て、週足レベルのトレンドラインでサポートされて先週の相場を終えました。
ヒゲが長いローソク足が多く、分かりやすい水平線を引けない状況なので、乱高下の相場になったように感じます。
週足レベルのトレンドラインに注意しながら、4時間足のトレンドラインとMA(移動平均線)、キリ番 111.0 を参考に、下目線のシナリオで行きたいと思いますが、上位足では、上昇トレンド中の小さなフラッグを形成しているので、4時間足のトレンドラインを上抜けば、上目線のシナリオも考えたいと思います。
ドル円 1時間足チャート
ドル円 1時間足(H1)トレードシナリオ
1時間足を見ると、中期MA(移動平均線)のレジスタンス(上値抵抗)が機能しているように感じます。
下降ダウ継続中です。
1時間足だけで考えれば下目線のシナリオですが、上位足も考慮して、反転の兆しがあれば、上目線のシナリオを考えます。
以上、シナリオを考えてみましたが、実際のトレードの時には、値動きを見て、臨機応変に対応したいと思います。
この記事は、私個人の今後のトレード方針を整理するために個人の見解を過去のチャートから予測してまとめたものであり、利益を保証するものではありません。