トレードシナリオ
先週のドル円相場は、
トランプ米大統領が、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを否定したことにより、8/20(月)のニューヨーク時間から、翌日 8/21(火)の東京時間にかけて急落。
8/21(火)の東京時間に入ってからは上昇に転じ、上昇は、8/24(金)まで継続しました。
次週のトレードシナリオを整理します。
ドル円 週足チャート
ドル円 週足(W1)トレードシナリオ
2015年5月から引ける下降トレンドラインをレートが跨ぐ動きを続けています。
レートは、先週よりも上げて来ました。
レートは、トレンドライン、節目ラインに挟まれるところに位置しています。
押し目買い勢と戻り売り勢の攻防継続は変わらずのようです。
キリ番 110.0円や短期中期MA(移動平均線)がレートの下に位置しているので、サポートとして機能する可能性もあります。
抜けたほうに付いて行きたいと思います。
ドル円 日足チャート
ドル円 日足(D1)トレードシナリオ
先週は、節目ラインや、キリ番 110.0円の間をレートが上下していました。
短期中期長期MA(移動平均線)も意識された値動きになっていたように見えます。
レートがフラッグを少し上へ抜け出たように見えますが、このまま抜け切るか、戻されるか、見極めてから入ったほうが良さそうです。
ドル円 4時間足チャート
ドル円 4時間足(H4)トレードシナリオ
トランプ大統領発言で 8/20(月)ニューヨーク時間から、翌 8/21(火)東京時間に掛けて急落しましたが、東京時間に入ってから上昇に転じました。。
キリ番 110.0円ラインにサポートされたようです。
その後は、節目ラインやMA(移動平均線)がレジサポとなり、8/24(金)のニューヨーク時間まで上昇しました。
ネックラインを上抜けば上目線、抑えられれば、しばらくもみ合いのレンジとなりそうです。
何本かのMA(移動平均線)が下に位置しているので、レートがMA(移動平均線)を下抜くまでは下目線にはなりそうにありません。
ドル円 1時間足チャート
ドル円 1時間足(H1)トレードシナリオ
4時間足のシナリオとほぼ同じですが、1時間足チャートを見たシナリオを考えると、レート直下の上昇トレンドラインと節目ライン。これを下抜いて来ると、ダブルトップ、プルバック形成後の下降となるので、キリ番 111.0円までは下げそうです。
その後は、押し目買い勢、戻り売り勢の勢力争いの結果が出てから、付いて行きたいと思います。
以上、シナリオを考えてみましたが、実際のトレードの時には、値動きを見て、臨機応変に対応したいと思います。
この記事は、私個人の今後のトレード方針を整理するために個人の見解を過去のチャートから予測してまとめたものであり、利益を保証するものではありません。